【食べログは何点からすごい?】3.0・3.3・3.5・3.7の目安を解説

「うちは3.28なんですけど、これって低いですか?」
「3.5を超えないとダメですよね?」
「3.7ってもう“名店”ですよね?」

この質問、何百回も聞いてきました。でも正直に言うと、ほとんどの経営者が“点数の意味”を誤解しています。3.0が低いわけでもない。3.5がゴールでもない。3.7が正義でもない。食べログの点数は“良し悪しのラベル”ではなく、商圏内でのポジションを映し出す「市場指標」です。ここを理解せずに「上げたい」「超えたい」と言ってしまうと、努力の方向がズレる。すると現場が疲弊する。売上も思ったほど伸びない。これ、何度も見てきました。

この記事では、3.0・3.3・3.5・3.7それぞれのラインが持つ“本当の意味”を、構造ベースで解説します。なぜ壁になるのか。なぜ止まるのか。なぜ伸びるのか。感覚論ではなく、実際の分析と現場事例をもとに整理します。そして最終的に、「自店はどのゾーンを狙うべきなのか?」まで落とし込みます。焦らなくていい。でも甘く見てもいけない。点数は結果であって、戦略の出発点です。

それでは早速行ってみましょう!

食べログの点数を具体的に上げる方法や評価構造の全体像は、
▶︎【完全保存版】食べログの点数を上げる方法|評価の仕組みを徹底分析!3.5を超える現実的な戦略で詳しく解説しています。

目次

食べログの点数は「絶対評価」ではない。まずここ。

食べログの点数は「5段階評価のうちの3.0」という意味ではありません。3.0=60点、3.5=70点、みたいな単純な話ではない。これは“相対評価”です。同じエリア、同じジャンル、同じ価格帯の中でのポジションが反映される仕組みです。

つまり、銀座の鮨で3.5と、郊外の居酒屋で3.5は難易度が違う。母数、競合レベル、来店動機、利用頻度、すべてが違う。ここを理解しないまま「3.5を目指しましょう」と言うのは、戦略としてはかなり危険です。

なぜ“絶対評価”と誤解されるのか?

理由はシンプルです。

・Googleは4.0が基準
・5段階評価=半分以上は“普通”という心理
・数字が小さく見える視覚効果

この3つが重なって、3.0が“低い”ように見える。でも実際には、食べログ全体で見ると3.0台前半はボリュームゾーン。
つまり「市場に普通に存在している状態」です。

構造的に見ると何が起きているか

食べログは、単純な平均点ではありません。一定のアルゴリズムによって補正が入る。

・レビューの信頼性
・投稿者の影響度
・時間経過
・評価の分布

これらが絡み合って、点数は安定していきます。だから、レビューが10件で3.6と、レビュー200件で3.6では重みが違う。ここを無視すると、「なぜ上がらない?」という無限ループに入ります。

現場でよくある誤解

「料理の質を上げれば点数は上がる」。もちろん大事です。でも、それだけでは足りない。なぜなら、点数は“体験全体の平均”だから。

料理が良くても、
・期待値とのズレ
・価格とのギャップ
・提供スピード
・説明不足

これらが積み重なると、3.3止まりになる。

ここでやるべきこと

まずは、自店のポジションを冷静に把握すること。

・同エリア同ジャンルの中央値は?
・上位10店舗の平均点は?
・レビュー母数はどれくらいか?

「自分は今どの山に登っているのか?」を把握せずに、山頂だけ見ても意味がない。

やってはいけないこと

・3.0台だから焦る
・3.5超え店舗と単純比較する
・短期的に点数を動かそうとする

ここは土台の理解フェーズです。焦らなくていい。でも、構造を理解せずに動くのは危険。点数は“感情”ではなく、市場構造の結果。まずはこの前提を握りましょう。

3.0は低いのか?結論、ほとんどの店はここから始まる。

まず落ち着きましょう。3.0は“低評価”ではありません。市場の中央値付近、いわばニュートラルゾーンです。

開業1年未満、レビュー30件未満、席数20〜40、郊外立地。この条件が重なると、3.0台前半は普通に出ます。むしろ自然です。ここで「やばい、改善だ!」と慌てると方向を間違えます。なぜなら3.0は“整備前”の状態であって、“失敗”ではないからです。

構造で見ると、3.0台は評価の分散が大きい。母数が少ない、投稿タイミングが偏る、体験の再現性がまだ揃っていない。結果、1件の低評価が効く。逆に言えば、安定運用に入っていないだけです。ここを“味が悪いからだ”と短絡すると危険。実際、料理のクオリティが十分でも3.0台にいる店は山ほどあります。原因は、期待値調整と体験設計が未整備なだけ。価格に対する納得感、説明の一貫性、導線のわかりやすさ、写真と実物のギャップ。これらが積み上がると、点数は自然にブレます。

現場のリアルを言うと、3.0台で売上が悪くない店もあります。立地特需、常連比率の高さ、法人利用の多さ。ただし再現性は低い。だからこそ、3.0台は“観察フェーズ”。やるべきは母数を健全に増やすこと、低評価の原因を定点で分析すること、体験のバラつきを揃えること。ここでやってはいけないのは、単発で点数を動かそうとすること、グレー施策に走ること、スタッフを責めること。

3.0は焦る数字ではない。土台を整える合図です。ここを越える準備が整えば、3.3は見えてきます。

3.3は“競争が始まる”ライン。ここで止まる店が一番多い。

3.3。この数字、軽く見ないほうがいいです。ここから空気が変わります。検索結果での見え方が変わる。ユーザーの心理が変わる。「まあ悪くないよね」から「一度は行ってみてもいいかも」に変わる。実際、3.28と3.32では体感のクリック率が変わるケースもあります。誤差に見えて、心理的な壁は確実にある。

ではなぜ3.3が“壁”になるのか。構造的に見ると、ここは“安定ゾーン”です。レビュー母数もそこそこ増え、極端な低評価の影響も薄まり始める。一方で、体験設計が甘い店はここで止まる。料理は良い、接客も悪くない、価格も相場内。それでも伸びない。なぜか。言語化されていないからです。口コミに“強いキーワード”が乗らない。強みが伝播しない。結果、平均点は動かない。

よくある誤解は「ここまで来れば自然に上がる」という発想。上がりません。3.3は踊り場。ここから先は設計が必要です。具体的には、口コミで“何が語られているか”を分析する。料理名が出ているか、体験が出ているか、誰に向いている店かが明確か。3.5以上の店は、口コミの内容が濃い。単なる「美味しい」ではなく、「接待に使える」「デートで安心」「コスパが異常」といった用途ワードが入る。ここが差。

現場目線で言うと、3.3止まりの店は“良い店止まり”。悪くない。でも選ばれきらない。だからやるべきことは、体験の再現性を整えること。期待値のコントロール、価格との納得感の一致、来店動機の明確化。そして口コミに現れる要素を設計すること。やってはいけないのは、写真だけ整えて中身を変えないこと、広告だけ強化すること、短期で数字を追うこと。

3.3は分岐点。ここで設計に踏み込めるかどうかが、3.5への入口になります。

3.5は“明確に強い”。偶然では到達しないゾーン。

3.5。この数字を超えると、空気が一段変わります。エリア内で「候補に入る店」から「選ばれる店」に変わる。実際、検索結果で3.5を超えているだけで安心感が出る。接待、記念日、会食、少し背伸びした利用動機が乗り始める。ここから予約の質が変わるケースも多いです。

ではなぜ3.5が壁になるのか。構造はシンプル。母数が増えても点数がブレない状態に入るからです。レビュー100件超、200件超でも3.5を維持できるということは、体験の再現性が高いということ。常連比率も一定ある。期待値の調整がうまい。価格との納得感が取れている。つまり“設計されている”。

よくある誤解は「味が圧倒的ならいける」という発想。もちろん料理は重要。でも味だけで3.5は安定しません。評価は“総合体験”。予約導線、入店時の印象、席間の距離、説明のトーン、退店時の余韻。これらが掛け算で効いてくる。3.4から3.5に上がる瞬間、口コミの質が変わります。「美味しい」から「また来たい」「人に紹介したい」へ。ここが転換点。

現場のリアルを言うと、3.5を超える店は“自店のポジション”を理解している。誰に向いているのか、何で選ばれるのか、競合とどこが違うのか。ここが言語化されている。だから口コミもブレない。逆に言語化できていない店は、3.4台で止まりやすい。

やるべきことは明確です。期待値コントロールを徹底すること。価格と体験のバランスを再設計すること。レビューを定点で分析し、ポジティブワードの比率を確認すること。やってはいけないのは、短期で3.5を“狙う”こと。3.5は結果。構造が整った先に現れる数字です。このゾーンに入ると、戦い方は“集客”から“ブランド”に近づきます。次は3.7、その世界観です。

3.7は“エリア代表”。集客ではなくブランドの領域。

3.7。ここまで来ると、もはや数字というより“肩書き”です。都市部ならトップ層、郊外でも指折りの存在。検索上位に並び、予約困難が発生し、指名来店が増える。ここは「集客を頑張る店」ではなく、「選ばれる前提の店」に近いポジションです。

なぜ難しいのか。構造は明快。レビュー母数が多い中で高評価を維持し続ける必要があるからです。100件で3.7と、500件で3.7では難易度が違う。後者は体験の再現性が極めて高い証拠。ブレが少ない。期待値調整が精密。価格との納得感が明確。さらに言えば、“世界観がある”。料理、空間、接客、発信、すべてが一貫している。

よくある誤解は「3.7を目標に設定すること」。危険です。3.7は結果であって、短期目標ではない。ここを目標にしてしまうと、無理が出る。価格を上げすぎる、スタッフに過度な負荷をかける、広告で背伸びする。すると体験が崩れる。評価は敏感です。上がるより下がるほうが早い。

現場目線で言うと、3.7の店は“戦略的に尖っている”。万人受けではない。むしろ明確に“刺さる層”に振り切っている。だから強い。口コミにも具体性がある。「接待で安心」「デートで失敗しない」「この価格でこのクオリティは異常」。用途がはっきりしている。言語化が揃っている。

やるべきことは、まず3.5の安定。その上で、ブランドの一貫性を作ること。予約困難性をどう扱うか、価格戦略をどう設計するか、リピート動線をどう作るか。やってはいけないのは、3.7を“見栄の数字”として追うこと。エリア特性、席数、回転率によっては、3.5〜3.6が最適解の店も多い。重要なのは、自店の戦略と一致しているかどうかです。

3.7はゴールではない。ブランドが完成した結果、ついてくる数字。だからこそ焦らない。でも、構造を理解していれば近づくことはできる。

ここまで来ると、点数は“集客装置”ではなく“信用資産”になります。

結論:目指すべきは「自店の最適ライン」。全員が3.7を狙う必要はない。

ここまで読んでいただいたなら、もう分かるはずです。3.0は失敗ではない。3.3は踊り場。3.5は明確に強い。3.7はブランド領域。でも一番大事なのは、「あなたの店はどの戦場にいるのか?」という問いです。

例えば、郊外30席・単価4,000円・回転型。ここで3.7を目指すのは戦略として正しいでしょうか。むしろ3.3〜3.5で安定し、回転率とリピート率を最大化するほうが健全な場合も多い。一方、都心ハイクラス・単価15,000円以上・接待需要が中心なら、3.5未満では競争条件に入らないケースもある。つまり点数は“目的”ではなく“戦略適合度の結果”です。

よくある間違いは、他店の数字を見て焦ること。「あそこが3.6だからうちも」と比較する。でも商圏も、客層も、席数も、単価も違う。その比較に意味はない。見るべきは、自店のジャンル内中央値、上位10店舗の点数帯、レビュー母数の推移、口コミの質。数字は“文脈込み”で読むものです。

そして忘れてはいけないのは、点数は偶然では動かないということ。3.3で止まるのも理由がある。3.5に届かないのも構造がある。料理の質だけでは越えられない壁がある。体験設計、期待値調整、価格納得感、言語化。この積み重ねが結果として点数に反映される。

だから結論はシンプルです。目指すのは“最高点”ではなく、“自店の戦略に合った最適ライン”。そのラインを超えたとき、売上とブランドは自然に噛み合います!

それではまた次の記事で!

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あなたのお店の評価、本当に“実力通り”ですか?

料理に自信がある。サービスも磨いている。それなのに、口コミは増えない。点数は動かない。これは珍しいことではありません。多くの飲食店が「評価が追いつかない」という壁にぶつかっています。

食べログはユーザー投稿型のメディアです。つまり、投稿してくれる人が来なければ、どれだけ良い店でも数字は動きません。問題は腕ではなく、情報の届き方。多くの店舗がここを設計していないのです。

ログプラスは、適切な形で“情報を届ける仕組み”を設計します。評価を依頼するのではありません。誠実に、自然に、興味関心の高い層へ伝える。だから積み上がる。だからブレない。

一度構造ができれば、広告に頼り続ける必要はありません。口コミが資産になります。もし今、「評価が実力に追いついていない」と感じているなら、その違和感は正しいサインです。

評価は偶然ではなく、設計で動かす。

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