WEBコンサルタントになるのは簡単です。
開業届けを税務署に提出して、屋号を決め、名刺に「飲食店WEBコンサルタント」と入れれば簡単になれます。
飲食店コンサルタントの仕事は飲食店を成功に導くのが仕事です。
私の場合は、10年以上飲食店で勤めて来た経験を活かして独立しました。
当時は「将来は自分の店を持ちたい」と必死に接客・サービス、調理、店長業務を学んできました。
しかし考え方を少し変えれば、違う形で飲食店に携わる事ができます。
もちろん飲食店コンサル会社に就職する方法もありますが、今回は本気で働く飲食マンが独立開業の1つの手段として飲食店コンサルタントになる方法を紹介します。
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【飲食店WEBコンサルタントになるには?方法その1】飲食店の独立開業は店を持つことだけじゃない。
飲食店従事者の将来像はどんなものがあるか。
転職活動していると「あなたの10年後のビジョンを教えてください」とかよく言われますよね?
「将来は自分の店を持つ」と高い意識で答える方が多いのはいいんですが、開業に必要な資金を調べてみれば1000万円以上…
飲食店の現場は薄給です。
大手でも現場に払う給料は18〜35万程度でしょう。
毎月5万貯めても1000万まで16年かかります。
いったいどれだけ頑張って、いつまで貯め続ければいいのか?
飲食店で働いていても、飲食店を出店するチャンスはほとんどないのが現状です。
とはいえ、店を出すだけが飲食マンの独立ではありません。
今まであなたが培ってきたスキルを欲しがる方はたくさんいます。
そのスキルをサービスに変え、販売するのが飲食店コンサルタントです。
私はもともとWEB制作やDTPデザイン、WEB集客が得意だったので、現場に勤めていた頃からその手の業務は一任されていました。
もちろん接客も調理もどちらも携わっていました。飲食店で働くのは楽しいし、自分の天職だと思っています。 それでも独立したのは、自分の能力とマーケットを比較した時にもっと多くの店舗に貢献できると確信したからです。
おそらく急に「独立」と言われても、不安がよぎると思います。
今の自分に能力がなければ、その能力を市場に合わせて磨けば良いだけのこと。
飲食店コンサルタントとして活躍する技術はズバリ「WEBマーケティング」です。
WEBからしっかり集客できる人こそ、有能なコンサルタントになれます。
それではその理由を説明していきましょう。
【飲食店WEBコンサルタントになるには?方法その2】飲食店コンサルタントの需要は高い!
経営者が社員にやって欲しいのは、係数管理とマネジメントです。
人員を確保し原価をコントロールしながら利益を出せる人が優秀な社員です。
社員にWEBマーケティングを求める会社は少なく、価値も理解されにくい。
しかし、自社でクリエイターを抱えても、なぜかWEBマーケターはいません。
そのリソースはなぜかアウトソースする。
WEB制作会社やSEO会社にWEB集客を任せてしまう。
なぜなら「飲食店経営とWEBは別物だ」と考えている経営者、役員が多いから。
実際、店舗数が少ない状態でアウトソースすれば高く付きます。
従業員数名雇える額を毎月他社に払っても、それを投資と言えるのか疑問です…
飲食店本部にWEBマーケティングを行う部署がないのは、経営者がローカルマーケティングしか経験していないから、重要性がわからず自社で部署を構える事をしません。
「お客様目線でお店をよくしていこう」
とほわっとした事を言うだけで「いつまでに何をどうする」かは現場に任せて考えてもらう…
仮に部署があっても、食べログ、ぐるなび、ホットペッパーを長年続けてきたせいで「WEB集客はお金を払ってメディアに掲載しないといけない」という幻想に囚われ続けています。
ほとんどの部署はその橋渡しをしているだけに過ぎません。
つまり…
①飲食店では、自社でWEBマーケティングに長けた部署を作らない。
②飲食店では、WEBマーケターをアウトソースする傾向にある。
③飲食店では、WEB担当する部署はデイリー更新とグルメメディアの橋渡し。
どんな飲食店求人を見てもWEBマーケターを募集している企業はありません。
ですが、業務委託を仲介するサイトにはWEBマーケターを募集しているところは多々あります。
雇用という形ではなく、業務委託する会社が多いのです。この背景はいろいろな企業に根付いており、飲食店コンサルタントのビジネスチャンスを広げてくれます。
【飲食店WEBコンサルタントになるには?方法その3】飲食店コンサルタントの競業他社
飲食店コンサルタントになるのは「飲食店がどんな外部サービスにお金を払っているか」を知らなければなりません。
簡単に言ってしまえば、あなたのサービスが既存のサービスより安価で効果があれば切り替えてもらえます。 そこで考えたいのが、飲食業をマーケットにしている企業はどんなところがあるかです。
・WEB制作会社
・広告業
・メディア運営会社
・人材紹介会社
などなど…
大手も多数参入し、中には驚くほど高額なサービスを提供しているところもあります。
なぜ彼らが飲食業界にマーケットを広げるのでしょうか?
それは「飲食業界のITリテラシーの低さ」に目をつけています。
実績や数字はいくらでも誇張表現できます。
大切なのはその価値に対して何を得られるか?を瞬時に分析できる能力です。
WEBが苦手な人だと口車に乗せられてしまい、効果の薄い販促に高額をかけてしまう。
そんな方々の抑止的な存在として飲食店コンサルタントを起用するケースもあります。
【飲食店WEBコンサルタントになるには?方法その4】飲食店コンサルタントが提供するサービス
基本的には他社が提案するサービスと同じ事を、もっと安い価格で提案してしまえばいいわけですが、それにはサービスをよく分析し、他社以上に成果を上げられるようにしなければなりません。
まずは1つでいいので極めてください。
それが、インスタグラムの運用でもGoogleマイビジネスのローカルパック入りでも構いません。
最初のドアノック商材は1つで十分です。
その商材をフックにクライアント様の課題を解決する新たな提案をどんどんしていけばいいのです。
基本的に飲食店コンサルタントの仕事は地味で細かい作業が多い。
そういう作業はゆくゆくアウトソースしていく事になりますが、一連の業務・作業は必ずできなければな
りません。
あなたは常にディレクションする立場にあります。
また飲食店への営業方法知りたい方は下記記事も参考にしてください。
【飲食店WEBコンサルタントになるには?方法その5】飲食店コンサルタント = グロースハッカー
グロースハッカーとは…
IT技術者の中でも最先端の職種として挙げられます。
飲食店従事者では聞きなれない方も多いかもしれませんね…
2010年ごろに生まれた言葉で、業務内容や言葉の意味合いがあいまいな部分はあります。
役割としては、web戦略に特化し商品・サービスのスタートアップ時に活躍する仕事です。
ユーザーから得た(お客様が求める)商品・サービスについてデータ分析を行い、改善してマーケティングに落とし込みます。常にトライ&エラーを繰り返し、商品・サービスを成長させるポジションです。
何故いまグロースハッカーが必要なのか説明しましょう。
最近流行りの「インスタ映え」を意識して料理を考える開発者も多いと思います。
飲食店なら素晴らしいシェフや料理人がたくさんいるので、この「インスタ映え」料理を作るのはそこまで難しくないと思われます。
私自身多くの料理人にアイディアを出し開発を促してきました。見た目や味だけでなく、器や提供方法まで全てです。
料理人に取って料理とは…色々あると思いますが、私自身「表現の場」だと解釈しています。
料理人の下積みは長い…某有名IT社長は「寿司屋の下積みはいらない」とはっきり言っていますが…
「工程や使っているものが一緒なら同じものが出来る」
この考え方は飲食マンとしては肯定しがたい考え方です。
料理人とはアーティストやエンジニアに近い…私の考えは少し古いかもしれませんが、愚直なまでに飲食店に努めてきたからこそ新しい物を生み出す力を持っています。
そして、その表現にほんの少しのエンターテイメント性を取り入れればいい。
発想は難しいかもしれませんが、料理開発するチームがインスタ投稿とトレンドのお店をしっかり研究・分析し、自分の料理にフィードバックさせれば絶対にできます。
ただし問題は「研究・分析する人材と開発した料理を拡散していく能力に長けた人材」が飲食店に少ない事にあります。
せっかく「インスタ映え」する料理を開発してもインスタで拡散する方法や知識がなければ、その商品がインスタで露出する事はないでしょう。
今や誰もが知っているApple社ですが、スティーブ・ウォズニアックという1人の天才エンジニアだけでは決して超一流企業にはなれなかったはずです。
そこにはスティーブ・ジョブズという新進気鋭のグロースハッカーがいたからIT業界に大革命が起きたのです。
ジョブスは今までにないマイクロコンピューターを作り、それを世界中に広める事を使命としてビジネスを始めました。
今まで誰もやった事がない…常識外れな行動と人を圧倒する言動でApple社を常に導いていきました。
まさにGo west!
西部開拓者達のような気概と勇気がなければできません。(開業当初のApple社はシリコンバレーですが…)
飲食店にウォズはいる。立派な料理人はたくさんいます。
ですがジョブスはいない…
飲食店コンサルタントはグロースハッカーにならなければなりません。
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それは飲食店の皆さんがやりたいけどできないことを代わりに提案して代行すること。
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