フランス料理(フレンチ)で接客・サービスする時に、最初に覚えておきたいフランス語

これからフレンチで働こう、その前に事前に予習しておきたい。または実際フレンチ入ったけど、オーダーが全部フランス語でついていけない…勉強しなくては!

と、思っているフレンチ初心者のための記事です。

僕自身ペーペーのコミの時に必死で覚えた単語です。当時、右も左もわからない状態で入ったフランス料理店で何を言っているのかわからず、とりあえず耳に入った単語をひたすらメモしました。
あとで先輩に聞いたり(まぁ聞いても自分で調べろ!って言われるんですけどね)、ググったりしてなんとかついていけました。

言葉の壁で挫折しないように備忘録としてまとめておきます。
もちろん僕がまとめるのが全てではありません。これを基盤として、自分自身で努力してこれからの営業に活かしてください。

本当はひとつづつ調べた方が自分のためになるのでしょうが、時間もったいないですし効率的に覚えましょう。

こういう「まとめ情報」は信憑性云々の前に、上手に活用すればいいと思います。

なぜなら僕はフランス語が喋れない。
それでは、いってみましょう。

卓番に必要な数字とABC

とりあえず数字とABC(アーベーセー)を覚えておけば卓番には困りません。
反復すれば1-20ぐらいすぐに覚えられます。

よほど大きな箱でなければ、卓番は1-30まででしょう。
気合いで覚えてください。

◯1-10

とりあえず、今お店にある卓番まで覚えれば問題ないです。それ以降は興味があれば。

1がアンなのかユヌなのかラスなのか単語によって変わるので調べてください。そういうものなので。

1 un (une) 「アン/ウヌ」

2 deux 「ドュ」

3 trois 「トロア」

4 quatre「キャトル」

5 cinq「サンク」

6 six「スィス」

7 sept 「セット」

8 huit 「ユイット」

9 neuf「ヌフ」

10 dix「ディス」

◯11-20
後輩で新しいフランス語の単語を覚えたら、次の日から使うヤツがいました。
まぁある意味刺激にはなりましたが、やりすぎると孤立します。
イタリア語もそうですが、言い回しが日本語のそれと違います。深く考えずにとにかく覚えちゃいましょう。

11 onze「オーンズ」

12 douze 「ドゥーズ」

13 treize「トレーズ」

14 quatorze 「カトルズ」

15 quinze「カーンズ」

16 seize「セーズ」

17 diz-sept「ディス セット」

18 dix-huit「ディズ ユイット」

19 dix-neuf「ディズ ヌフ」

20 vingt 「ヴァン」
 
なんで、17はセティーズじゃないんだ!という疑問はググってください。そういうものなんです。
ちなみにイタリア語も一緒です。17から変わります。
お店によってはエリアごとにABCと区画、アルファベット+数字で卓番決めるところもありますよね?
とりあえず、21-29を記載します。必要なら覚えてください。
30以降は他サイトかフランスの教科書を読むことをおすすめします。

◯1-29

21 vingt et un (une) 「ヴァンテ アン (ウヌ)」

22 vingt―deux 「ヴァント ドゥ」

23 vingt―trois「ヴァント トロア」

24 vingt―qutre「ヴァント カトル」

25 vingt―cinq 「ヴァント サーンク」

26 vingt―six 「ヴァント スィス」

27 vingt―sept 「ヴァント セット」

28 vingt―huit 「ヴァント ユィット」

29 vingt―neuf 「ヴァント ヌフ」

◯ABC編
数字をある程覚えたら、今度はABCです。最初は、自分の店舗が普段使うものだけを覚えれば問題ないでしょう。あくまで卓番を覚えるついでです。
A 「ア」
B 「ベ」
C 「セ」
D 「デ」
E 「ウ」
F 「エフ」
G 「ジェ」
H 「アシュ」
I 「イ」
J 「ジ」
K 「カ」
L 「エル」
M 「エム」
N 「エヌ」
O 「オ」
P 「ペー」
Q 「キュ」
R 「エール」
S 「エス」
T 「テ」
U 「ユ」
V 「ヴェ」
W 「ドゥーブルヴェ」
X 「イックス」
Y 「イガレック」
Z 「ゼッド」

■ギャルソンがよく使うフランス語単語
カフェやレストランでよく使うものです。フレンチレストランで日常的に使われる単語(だと思うもの)です。

◯カトラリー・グラス・カップ編
フォーク、ナイフのフランス語を知らないと「え?」という顔されるので注意です。
みんなが忙しく働く中、いきなり「A3にフルシェット持っていって!」とか言われてキョトンとしてたら、あとで蹴られます。

フォーク fourchette 「フルシェット」
ナイフ couteau 「クトー」
スプーン cuillere 「キュエール」

コーヒーカップ  Tasse 「タス」
エスプレッソカップ demi-tasse 「デミタス」
ティーカップ tasse de the 「タス デュ テ」

グラス verre 「ヴェール」
ワイングラス verre de vin 「ヴェール デュ ヴァン」
シャンパングラス  Verre Champagne 「ヴェール シャンパーニュ」

◯飲み物編
アルコールやソフトドリンクなどの固有名詞まで書いてるとキリがないので、その辺りは各自調べてください。代表的なものだけピックアップします。
それではどうぞ。

飲み物 boisson 「ボワソン」
コーヒー cafe 「カフェ」
エスプレッソ espresso 「エスプレッソ」
カフェ・オ・レ Cafe au lait/creme「カフェオウレ/クレーム」
アイスコーヒー cafe glace 「カフェグラッセ」
紅茶 the noir 「テ ノワール」
アイスティー the glace 「テグラッセ」
オレンジジュース jus d’orange 「ジュ ド オンジュ」
りんごジュース jus de pomme 「ジュ ド ポム」
グレープフルーツジュース jus de pamplemousse 「ジュ ド パンプルムース」
ぶどうジュース jus de raisin 「ジュ ド レザン」
水 eau 「アロー」

砂糖 sucre 「シュクル」
ミルク lait 「レ」
レモン citron 「シトロン」
ライム citron vert 「シトロンヴェール」

冷たいもの froid 「フロァ」
温かいもの chaud 「ショー」

グラスワイン verre de vin「ヴェール デュ ヴァン」
ボトルワイン Bouteille de vin「ブティーユ デュ ヴァン」
赤 rouge「ルージュ」
白 blanc「ブラン」
ロゼ Rose「ロゼ」
スパークリングワイン Vin mousseux 「ヴァンムスー」
(ワインによって、Cremant(クレマン)やChampagne(シャンパーニュ)と呼び方が変わります)

生ビール pression「プレッション」
ビール bière「ビェール」

例えば、「生ビール一杯お願いします!」というときは、「ユヌ プレッション シル ブ プレ!!」となる。

「アイスティーのミルクを2杯ちょうだい!」なら「ドゥ テグラッセ オ レ シル ブ プレ!」

◯コース/料理
定番メニューをあげてみようと思ったのですが、人それぞれ定番も違うことですし、ベースになるものだけあげてみます。
フランス料理は季節によって、日によって変わるので毎日調べる習慣をつけるのが良いです。

付き出し amuser「アミューズ」

前菜 entrée 「アントレ」
・サラダ salade
・スープ soupe
・田舎風パテ pâté de campagne
・フォアグラのムース mousse de foie gras
・サーモンのマリネ saumon mariné

主菜 plat 「プラ」
◯肉料理 plat de viande「ヴィアンド」
・鶏肉 poulet「プーレ」
・豚肉 porc「ポー」
・牛肉 bœuf「ブフ」
・仔羊肉 d’agneau「アニョー」
・うさぎ肉 lapin「ラパン」
・仔猪肉 marcassin「マルカッチャン」
・鹿肉 chevreuil「シュブルイユ」
・ステーキ steak「ステック」
★焼き方
レア bleu「ブルー」
ミディアム à point 「アポアン」
ウェルダン bien cuit 「ヴィアンキュイ」

◯魚料理 poisson「ポワソン」
・鯛 daurade「ドラード」
・的鯛 saint-pierre「サン・ピエール」
・サーモン saumon「ソーモン」
・ホタテ Saint-Jacques「サンジャック」

◯煮込料理
・シュークルート Choucroute
・トリップ Tripe
・カスレ cassoulet
・クスクス couscous
・ブッフ ブレゼ braiser

デザート dessert「デセール」

・ケーキ gâteau「ガトー」
・タルト tartelette
・ムース mousse
・パフェ Liégeois「リエジョワ」

◯フルーツ fruit「フリュイ」
・イチゴ la fraise「フレーズ」
・バナナ banane「バナーヌ」
・オレンジ orange「オンジュ」
・リンゴ pommes「ポム」
・梨 poire「ポワール」
・葡萄 raisin「レザン」
・イチジク figues「フィグ」

◯セクション編
フランス料理の世界にはそれぞれ役割があります。個々にポジションが与えられるのですが、主な作業と名称を紹介します。

コミドラン:補助的なポジション。
コミ ド ギャルソンならギャルソンの補助
バーマン:カクテルやコーヒーを作るドリンク担当。
アテンド、レセ(レセプション):ご案内担当者
ギャルソン・ギャルソンヌ:給仕人、サービスマン
ソムリエ・ソムリエール:ワイン担当者
キュイジーヌ:料理人

ちなみに料理人も各セクションを持ってますが、今回はサービスマン、ギャルソン向けの記事なので割愛します。

◯オーダーの通し方

フランス料理店では、オーダーする前に一言「サーマッシュ シルブプレ!」と言います。「さぁ行くよー!」とかそんな意味です。
返事は「ウィ」
その後にオーダーを「数+商品+シルブプレ!」で作ってくれます。

できたら、きっと「ギャルソン シルブプレー」と呼んでくれるので取りに行きましょう。

まとめ:言葉の壁を乗り越えれば、サービスはどこの店でも似通っている。

これからフレンチで働く人、また働き始めたばかりの人。最初は何言ってるかわからない!ヤバい!調べて勉強しておこうという方がこのページに来ていると思います。
そういう方に少しでも役に立てれば幸いです。
当時、僕も同じようにググって調べたのですが、いい感じに情報がまとまっているサイトがありませんでした。
なにより、読み方を掲載してくれているサイトが少ない。これはいちいち手間です。
1日12時間以上働く環境で、帰りの電車や休みの日にフランス語の勉強はシンドいですしね。

今回掲載した単語を全て覚える必要はありません。
営業中にいつでもみれるようにまとめておきました。
下記より、エクセル型式でダウンロードできるようになってます。本当にメモ書き程度ですが、印刷してポケットに入れておいてください。
そして、わからなければ、いつでも取り出して確認してください。

その紙がボロボロになっている頃には、きっと全てが頭に入っています。
ひと月もかからないでしょう。

それでは、日々の営業頑張ってください。

ダウンロードはこちらから
*ちなみに印刷は横向きにするといい感じです。
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