Retty(レッティ)とは…2011年から新しいグルメサイトとして始まった次世代のメディア。当時注目を集めていたのを覚えています。
グルメな芸能人も参加していた時期もあり、Retty(レッティ)のユーザー数は現在3000万人と年々増加傾向。
また有料掲載店舗数は4000店を超えたそうです(2018年8月現在)
もちろん他のグルメサイトに比べればまだその規模は発展途上。
ただし、その勢いがすごい。
運営側も拡大に向けて、色々な手法を用いています。
店舗に営業代理店の方が紹介に来た!という経験もあるのではないでしょうか?
そんな気になるRetty(レッティ)ですが、営業の話だけだとどうもピンとこない…
・実際にどれぐらい集客を期待できるのか?
・費用対効果はどれくらいなのか?
・運用はどうやっていけばいいのか?
ここではそんな店長やオーナー様の疑問に応えて行きたいと思います。
Retty(レッティ)掲載前に知っておきたい3つの特徴
今回の記事は掲載を検討されている方向けの記事です。
導入前に抑えておきたいポイントですが、
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどを有料掲載している事です。
今の段階ではRetty(レッティ)のみの運用はおすすめしません。
他から乗り換えてRetty(レッティ)一本で勝負するのは考え直してください。
これから紹介する特徴をご覧いただければその理由も明らかになるかと思います。
Retty(レッティ)掲載 特徴その1「グルメサイト×SNS機能」
さて皆さんはSNSは使ってますか?
ツイッター、フェイスブックにインスタグラム。私もほぼ全部やってます。
(なのでフォローしてくれるとモチベーションが上がります)
主なSNS機能としては投稿にいいねしたり、フォローしたり、フォロワー同士でメッセージを送信できたり…他のSNSとほとんど同じ機能です。
タイムラインにフォロワーの投稿が流れるので、いつでもグルメ情報が入ってくる。
グルメに関心の高いユーザーが情報を配信&受信ができる…そんなSNS型グルメサイトがRetty(レッティ)です。
他のグルメサイトはランチやディナーの前にアクセスが集中する傾向にあります。
しかし、Retty(レッティ)では出勤、通学などの朝の時間帯にもアクセスが多く、ユーザーのページ滞在時間も長い…など1日を通してアクセスが高いのがわかります。
Retty(レッティ)掲載 特徴その2、完全実名制で点数評価はなし
次の特徴はユーザーの評価に点数を設けなかった部分です。
某グルメサイトでは点数による評価が来店指標になっています。中には点数3.5以上の店しか行かない…なんて人も。
とはいえ匿名で店を評価する方法は信憑性に欠けます。
現在では口コミに認証済と表示されています。しかし電話番号やメールアドレスは簡単に取得できるので、偽装アカウントなどはいくらでも作れます。
その点、Retty(レッティ)のユーザーは自分のフォロワー(知人・友人)に向けて「この店いいよ!」と紹介するのが目的です。
なので、気に入らなかったら口コミは入りません。
最近ではユーザーが星をつける事が出来るようになりましたが、その評価もシンプルな3段階。
☆→average
☆☆→good
☆☆☆→excellent
上記のようにマイナス評価はありません。某グルメサイトは3.0が基準になっていますが、やはり点数3.5前後の店の方が予約率もアクセス数も圧倒的に高いです。
とはいえ、Retty(レッティ)で☆ひとつつける人はあまり見かけません。
やはり「美味しかった」「このお店を紹介したい!」「他の人にも行ってもらいたい!」そういう気持ちが投稿の原動力になっているからだと思います。
Retty(レッティ)掲載 特徴その3、ユーザーによる拡散
Retty(レッティ)ではフェイスブックアカウントを使ってログインできます。
フェイスブックのフォロワーが同じようにRetty(レッティ)をやっていれば友達も共有可能。
つまり、最初から自分の友達がいる状態で始められるわけです。
しかもフェイスブックのフォロワーは大体顔見知りが多い。遠くても知り合いの知り合いぐらいです。
投稿すれば身近な人のタイムラインに載ります。
またRetty(レッティ)には常に店舗の投稿上部に表示される「Top user」の投稿が存在します。
彼らはRetty(レッティ)のヘビーユーザーでフォロワー数も多くかなり影響力があります。
また「なんだか行ってみたいなぁ」という気にさせる読ませる文章が魅力的です。
そんなヘビーユーザーの方に口コミをもらえれば、店舗ページも際立ちます。
Retty(レッティ)で店舗検索する一般ユーザーの目にも止まりやすいでしょう。
さらにTop userの方にはたくさんのフォロワーがいるわけですから、それだけでも影響力があるわけです。
有料会員ができるRetty掲載後の集客方法
先にユーザー目線で紹介致しましたが、次は実際に運営する店舗側からの販促方法をみていきましょう。
皆さんお店を選ぶ時、どういう風に探しますか?
まずはGoogleやSafariで「新宿 イタリアン」など場所×業態で調べると思います。
実はいきなりグルメサイト使う人は少数派。
Retty(レッティ)ではSEOを駆使し、検索エンジンで上位表示を狙えるコンテンツを作っています。
それが「人気店ページ」です。
この人気ページ…エリア+業態などで上位20店舗を紹介しているページです。
どのワードで自店を表示させるかは店舗側で設定できます。
貴店が狙っているターゲット層にジャンルや設備・利用シーンでワードを設定。
また飲食店は季節によって検索語句が変わってきます。トレンドワードを分析し、しっかりとユーザーの目にとまるページを作っておきましょう。
ちなみに人気ページにアクセスするとわかりますが、表示順位はランダムです。
有料掲載店舗ならどのお店にもチャンスはあります。
Retty(レッティ)の店舗ページを充実させておけば予約獲得率も大幅に上がります。
ちなみに…
他のグルメサイトでも「エリア+業態」で上位表示されるまとめページを持っています。
ワードによってはRetty(レッティ)が1番上に表示されないこともありますが、ユーザーは自分が一度予約で使ったサイトを何度も使う傾向にあります。
些細な事ですが、気になる方は導入前に一度確認してみてください。
ただし表示順位はGoogleのアルゴリズムによって日々更新されます。貴店の「エリア+業態」を検索し1ページ目に来ていれば問題ないでしょう。
その他Retty(レッティ)で使える販促機能
・ニュース配信
アプリのユーザーに情報配信できる機能です。
貴店に「来店された人」「来店された人のフォロワー」「行きたい人」に対して情報配信ができます。
新メニューの告知やイベントなどで重宝したいツール。貴店のファンに再来店を促す訴求が可能です。
・メッセージ
投稿に返信が可能です。
せっかく一生懸命貴店を紹介してくれたお客様にお礼を言いましょう。これはDMになっているので直接お客様に届きます。
もちろん非公開です。
・Retty web予約
他社とほぼ同じ機能ですが、いちおう参考までに。
リクエスト予約…
お客様が日時人数などの必要情報を入力して予約リクエストします。
お店からの返信や電話連絡が必要です。
即予約…
あらかじめお店側が設定した席在庫に対して、お客様が必要情報を入力完了した時点で予約確定となります。
まとめ:現役ウェブコンサルタントが分析するRetty(レッティ)掲載後の効果
SNSの機能を持ち、グルメに関心の高いユーザーにアプローチできる次世代のグルメサイト。
Retty(レッティ)がすごいのは「実名型」という部分よりも、SNS、メディア、店舗ページという飲食店のwebマーケティングに必要なことを集約しているサービスだということです。
先に述べたように発展途上のグルメサイトで、Retty(レッティ)一本では不安が残ります。
しかし他サイトと連動することで、貴店の露出度が上がり認知度アップにつながるのは間違いありません。
検索からの集客。リピーターへのアプローチ。ユーザー間での拡散。
この3つを一貫して行うwebサービスはRetty(レッティ)だけと言っても過言ではないでしょう。
Retty(レッティ)掲載をお考えなら…費用対効果を弊社が分析致します。
Retty(レッティ)がどれだけ効果を上げられるのか。
もっとも気になる部分はここだと思います。
もちろん口コミ投稿が増えれば拡散力は増しますが、検索流入だけでも充分予約数アップが期待できます。
ただし、問題は貴店のエリアや業態によってその効果が異なる点です。
早い段階で効果が出る店とそうでないお店もあるので、ぜひ一度弊社にご相談ください。
独自の分析ツールを活用し、貴店エリアの競合、閲覧数を算出し具体的な数字をご覧いただきながらご提案させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
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