こんにちはWEBマーケターの川﨑です。
2020年新型コロナウイルスの影響で大きな影響を受けた飲食店。
私もWEB集客にかなり手こずりました…そんな中、集客の要として目を付けたのがLINE公式アカウント。
ある店舗様のご依頼でアカウントを管理させていただくことになりました。
コロナ前から運用していたので会員数は多かったのですが、同じくらいブロック数もあったアカウント。
当時の会員数は約5000人。これを6倍まで増やしました。
今ではメッセージの1配信あたり、開封率は50%を超え、LINEからの予約数は20~60件ほど。
毎週メッセージ配信をしているので、約80~200組程度はLINEからの予約…ということになります。
予約数にばらつきがあるのは…フェアの内容や社会的要因(緊急事態宣言など)によるところが多かったのですが、コロナ渦でも十分な集客力を誇っていました。
そんなLINE公式アカウントですが、以前はLINE@という名前のサービス。
飲食店の店長さんやオーナーさんなら1度は使ったことがあると思います。
ただ…効果を感じられなかったり、運用が大変で途中でやめた人も多いのではないでしょうか?
会員数が増えなかった。
会員数は増えたけど、再来店を促す方法がわからない。
運用するのに何をしていいかわからない。
機能が多すぎて困る
この記事では、私の実体験をもとに、そんな悩みを解決していこうと思います。
私自身、LINE公式アカウントを運用してみて、そのハードルの高さに驚きました。
それでも使いこなせれば、グルメサイトやSNSをはるかに超える集客ツールになるんです。
LINE公式アカウントを攻略して集客に結び付けたい…
「使っているけどうまくいかない」「プロの運用方法を知りたい」「飲食店専門のLINE公式アカウント代行業者を探している」…など。
そんな悩みを持った皆様に向けた記事となっています。
それでは、前置きはこれぐらいで…LINE公式アカウントの運用方法(2021年版)いってみましょう!
この記事は一部有料となっております
・テキスト(文章)テンプレートやデザインのノウハウ。
・読みながらできるアカウントの作成方法
・すぐに使える飲食店向けリッチメニュー付き
・成功事例を盛り込んだ運用ノウハウ
【飲食店のLINE公式アカウント】なぜ今LINEが重要なのか?
さて冒頭でも述べましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「ニューノーマル」と呼ばれる新しい時代が来ています。
飲食店のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化が進んだことによって、WEBマーケティングも変化しました。
そして、新型コロナウイルスの影響で、飲食店を利用する回数は減っていきます。
以前のような宴会需要はありません。何より、お客様のお店選びは今まで以上に慎重です。
そんな中で重要なのが「顧客データをどれだけ集められるか?」
これが飲食店WEB集客のテーマになっています。
なぜなら顧客の抱え込みはマーケティング基本。
見込み顧客が多ければ多いほど、来店人数が上がります。
この見込み顧客は…「まだ店舗を利用したことがりない新規顧客」と「1度以上店舗を利用したことのある既存顧客」に分けられます。
このどちらも獲得していくことが重要で、いつでもアプローチできるツールが必要なのです。
ちょっと振り返っていただいて、2020年4月の最初の緊急事態宣言のころ、Uber eatsなどのデリバリーや、テイクアウト、通販などの事業を始めた方も多いと思います。
顧客データがあるお店は、これらの新サービス導入時に早い段階で軌道に乗ることができました。
逆に顧客データもなく、広告も打たなかったお店は、店頭や店内でチラシを配るだけでほとんど認知されないままサービス終了を余儀なくされました。
(まぁそもそも、テレワークや外出自粛ムードが続いたので街に人が少なく、外出している人は目的のある人だけだった)
当然、緊急事態宣言が解除後の売上回復もはるかに早かったことは言うまでもありません。
このようにLINE公式アカウントはお店と顧客をつなぐ重要なツールです。
広い世代で利用層が多く、メルマガよりも高い開封率のLINEは、どんな時でもあなたのお店を救ってくれる強力な武器になります。
こんな昔話をご存じですか?
江戸時代、大層繁盛していた呉服店がありました。
ところがある日火事に合い、お店が全焼しそうです。
この呉服店の店主が何よりも、最初に持ち出したものは何でしょうか?
お金?商品?
…どちらも違います。
店主が命がけで持ち出したのは顧客リスト。
「これさえあれば、またお店を立て直せる…」
それぐらい重要なものなんです。
【飲食店のLINE公式アカウント】料金・プランについて
LINEのビジネスサイトから抜粋させていただきました(2021年5月)
いきなり有料にする必要はありませんが、友達が増えていくと有料にせざるおえません。
ちなみに、上記の「無料メッセージ通数」ですが、1か月に配信できる数です。
つまり…友達が100人の状態であれば、月10回送れます。
1000人だと月1回…
まずは1000人を目標に、友達を増やしていきましょう。
私が提案する方法を使えば、1000人ぐらいそれほど高いハードルではありません。
※詳しくは下記をご覧ください
【飲食店のLINE公式アカウント】ちょっとハードルが高い?運用に必要なスキル
具体的な方法を説明する前に、まずはLINE公式アカウントを使いこなすためのスキルを紹介します。
より効果的に利用するのに望ましいスキルです。
①メッセージ配信に必要なライティングスキル
当然ですが、人に読んでもらうためのライティングスキルは欠かせません。
現場の方が販促の企画・立案を行う場合は…
①商品の写真などの素材の提供
②おすすめポイントなど
これらをヒヤリングして内容をまとめてなければなりません。
LINE公式アカウントでは最大で3つのメッセージを送信できます。
1回のメッセージで送れるテキストは500文字。絵文字は「1つにつき5文字分」。
つまり、絵文字を使わなければ、最大1500文字のメッセージを一度の送信することが可能です。
とはいえ、1500文字の文章を読んでもらうには、話題性に富んでいる内容や人々の関心が高いものでなければなりません。
LINEの性質上、開封率は高いのですが、開けても読まない人もたくさんいます。
②リッチメニューやリッチメッセージなどのデザインスキル
そこでフックとなるのが画像やリッチメッセージを使うことです。
大きな文字で「オープン記念セール開催中!最大80%オフ」と写真付きで入っていれば目を止めますよね?
フックとなるコンテンツは、画像を使うに限ります。
問題はこの画像をどうやって作るか?
使える方はPhotoshopやイラストレーターでもいいのですが、私がおすすめするのはCanvaというアプリ。
PCでもスマホでも使えて、同じアカウントなら違う端末で作っても共有できてしまう優れものです。
Canvaは非デザイナーでも、一流デザイナーになれるものすごいアプリです!!
無料でも十分使えますが、豊富なテンプレートや写真、素材を使いたい場合は有料版にすることをお勧めします。
③ホームページの更新やページなどの制作スキル
LINE公式アカウントのリッチメッセージはリンク付きで使用できます。
・テキスト数500文字で収まらない場合
・よりコンバージョン率の高いページ(LP)に流入させたい場合
・予約などの外部サイトに飛ばしたい場合
リッチメニュー→ホームページのコラボは鉄板です。
うまく使えばアクセス数も安定して稼げてしまいます。
ブログの更新やフェアの開催など、ホームページと連動させながら販促していくの成功への近道です。
リッチメニューで作った画像などは、そのままブログのサムネイルにも使用できます。
以上の3つが運用に必要な最低限のスキルです。
現場で働きながら、これだけの作業をやるのは中々骨が折れますが、運用するとはそういうことです。
これに織り交ぜて、LINE会員様向けのクーポンやフェアメニュー、雨の日メニューなど欠かさず定期配信することを心がけてください。
LINE公式アカウントでは各配信の開封率・クーポンの利用率など細かく分析できます。
数字を読み解き、トライ&エラーを繰り返しながら、次の配信につなげる…PDCAをぶん回す力も必要です。
【飲食店のLINE公式アカウント】必要な機能を使いこなそう!
基本スキルで驚かれた方もいらっしゃると思いますが、別に怖がることはありません。
デザインなら数枚単位から制作外注できますし、テキストも外部に委託することが可能です。
CMでおなじみ、上場も果たしたスキルマーケット「スキルのフリマ【ココナラ】」ならそういったスポットで対応できるコンテンツも販売しています。
ちなみにリライトコンサルティングでも、サービス配信中です。
リライトのLINE公式アカウントスポットサービス
「リッチメッセージのデザインをお願いしたい!」
「配信用のテキストを作ってほしい!!」
などなどスポットでのサービスにも対応しております。
ココナラが初めてな方はぜひ一度登録してみてください!
そんな時はぜひご依頼ください。
ご依頼前に注意していただきたいこと…それは企画力です。
これだけは現場で携わる皆さんが考えなければなりません…
さてちょっと脱線しましたが、必ず知っておきたい、よく使う機能がこの3つです。
よく使う機能①あいさつメッセージ
「ファーストインプレッション」とはよく言ったものですね。
LINE公式アカウントに登録してくださったお客様に最初に届くメッセージです。
最初に届くメッセージがデフォルトだともったいない!!
なぜなら、あいさつメッセージは必ず読まれるからです。
だからって、1500文字ぎっちり書く必要はありませんが、あまり内容が薄いのも…
要所を抑えて印象に残るメッセージを作ってください。
あいさつメッセージに盛り込む内容
1,このLINEアカウントがどういう内容なのか?→配信頻度や利用目的など
2,会員の皆様へのお願い→簡単な要望やルールなどを明記
3,初回クーポンをプレゼント→ドリンクサービスや割引券など
よく使う機能②メッセージ配信
さて、次はメッセージ配信です。
LINE公式アカウントで友だちになっているユーザーのLINEアカウントに、直接メッセージを送ることができます。
テキストのほかに画像や音声、動画やスタンプも利用できます。
A/Bテストメッセージなどのほか、年齢層・性別・地域を指定したセグメント配信も可能なため、配信効果の最大化を図ることができます。
先に説明したライティングスキルを発揮する場所ですが、それだけではありません!
LINE公式アカウントで送れるメッセージの種類は多く、すべてを使いこなすにはなかなか大変です。
①テキスト
②スタンプ
③写真
④クーポン
⑤リッチメッセージ
⑥リッチビデオメッセージ
⑦動画
⑧ボイスメッセージ
⑨リサーチ
⑩カードタイプメッセージ
弊社でよく使う組み合わせは…「⑤+①+⑤」や「⑤+①+⑩」などですね。
やはり動画は再生回数稼げますが、コンテンツ内容や製作が大変…。
そんなときはリールやtiktokで活躍されている方にお願いするのもありです。
基本的にはテキストとリンクやクーポン付きのリッチメッセージを使用します。
クーポンが多いときや、デリバリーの商品紹介に使用しています。
※基本的には同じ内容を再送することはしません。
よく使う機能③クーポン
クーポンは割引やプレゼントなど様々なカテゴリを設定でき、お客様の利用シーンに合わせて作っています。
①「新規登録向けのクーポン」
②「予約・再来店訴求用クーポン」
③「フェア・企画系クーポン」
などです。
このクーポンが新規登録や来店のフックになることは言うまでもありません。
「えーLINE登録ごときでサービスなんかしたくない」
「割引しなくてもお客さん入るから大丈夫」
そんな幻想は捨ててください。
LINE公式アカウントの運用目的は、クローズドな環境で見込み顧客を増やすこと。
時々やりすぎクーポンも見かけますが、実はこれは的を得た立派なマーケティングです。
商品には2種類あります…
それはフロントエンド商品とバックエンド商品。
フロントエンド商品とはお客様を呼ぶための商品です。
「○○%オフ」「○○限定」などなど、こればかり出てしまうと赤字になる商品です。
しかし、これらの商品は原価をかけて集客するという立派な手法。
コロナ渦で派手な割引をTVやニュース、SNSで見たことはありませんか?
まずは話題を作ることに、原価と言う販促費をかけているからです。
当然、利益を確保するバックエンド商品も不可欠…
利益率や客単価のいい商品を接客的に売り出す仕組みです。
このように「ただ割引しろ」と言っているわけではありません。
しっかりと顧客情報を獲得して、次につなげる施策を取ればいいのです。
【お知らせ】友達1000人できるかな?LINE公式アカウント運用術をnote.comで販売中!
【目指せ友達1000人以上】脱フリー(無料)プランのためのLINE公式アカウント運用方法!
さて、今まで説明してきた内容はほんの軽いさわり…
「LINEの具体的な活用方法は?」
「どうやって新規顧客を獲得すればいいの?」
「メッセージ配信の効果的なやり方やクーポンは?」
そんなLINE公式アカウントを本気で運用したい皆様のために、こちらも本気で書き上げました!!(価格1000円)
これを読めば脱フリープラン!友達を1000人以上を目指せます!
リライトコンサルティングのLINE公式アカウント運用術をnote.comで販売(予定です…入稿に時間がかかっています!近日公開)
本当は弊社のスタッフ向けの資料を少しだけ読みやすく修正しました。
ちなみに弊社は飲食店専門のコンサルタントなので、飲食店向けに書かせてもらっています。
もちろん大型・複数店舗での戦い方と通じるところはたくさんありますが、あくまで個店ベースです。
【同業者は閲覧禁止!】飲食店コンサルタントが教えるLINE公式アカウントの活用方法(事例付き)
第一章「LINE公式アカウント開設方法」
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その1】プロフィールの設定
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その2】初回クーポン
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その3】会員向けクーポン
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その4】あいさつメッセージ
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その5】卓上POP
- 【飲食店向け!LINE公式アカウント開設方法その5】リッチメニューの作成方法
第二章「LINE公式アカウント新規会員獲得方法事例」LINE会員あっという間に1000人以上増やす方法。
- 【LINE公式アカウント新規会員獲得方法事例①】新規会員獲得用のクーポンを作る
- 【LINE公式アカウント新規会員獲得方法事例②】店内POPで新規登録を促す
- 【LINE公式アカウント新規会員獲得方法事例③】来店前に新規登録を促す
第三章「飲食店のLINE公式アカウント運用方法」
- 【飲食店のLINE公式アカウント運用方法①】タイムラインの効果的な使い方
などなど!コンテンツ盛りだくさんをお届けしております!!
それでは最期までお読みいただきありがとうございました!
皆様がLINE公式アカウントで成功されることを心よりお祈りしております!!