グルメサイト(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー)を導入する前に知っておきたいメリット&デメリット

昨今、飲食店では多くのグルメサイトに登録する傾向にあります。
まず、なぜ飲食店の販促・マーケティングにインターネットが外せないかという話です。

ひと昔前のこと。

「ぐるなび」は当時ホームページを持っていなかった飲食店が手軽にインターネットに掲載できる「自社ホームページの代わり」という位置づけで人気が高まり、多くの店舗がぐるなびに掲載しました。

その後、「食べログ」が無料掲載を行いグルメサイトを二分。
五段階評価で店舗を数値化したことによって、評価の高いお店の来店率があがり、逆に低い店舗は著しく落としました。

現在のようにスマホも普及していませんでしたが、インターネット上での影響力が強く、食べログの悪評によって売上に影響が出るケースも多々あったようです。

業態にもよりますが、昨今では「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー(Hot Pepper)」に登録するのが必要不可欠といっても過言ではありません。

そして、現代。

スマホの普及によりSNSによる情報が主力になる一方、「レッティ(Retty)」のようなSNS型のグルメサイトが出現。

「ライン(LINE)」や「インスタグラム(Instagram)」の普及により、実際にお店に行った人(あるいは今いる人)がネット上に情報を流すことができます。

昔の口コミとは違い、一言つぶやけばその投稿が何万人もの目に触れる可能性があります。

このPEST分析の観点から言っても経営するで重要なファクターです。

目次

グルメサイトやSNSを始める前に知っておきたいメリット&デメリット

配信する情報は多い方がより有利です。
ウェブ(WEB)販促は継続が力となります。始める前は必ず覚悟してください。
仕事中だけでなく、プライベートや移動時間など常に意識して情報を配信していかなければ成果はでません。
ランディングで半年から一年ぐらい考えてください。成果がちょっとづつで始めるのが3ヵ月後ぐらいです。

それまで我慢してください。そして、常にアンテナを張ってください。

もう一つ大事なことは「競合がいる」ということです。

店舗にもよりますが、他社がどの程度の頻度で配信(または更新)しているのかを確認してください。
コンテンツのボリュームや写真の質、クーポンの内容など趣向を凝らしたメディアやメルマガが出回っています。

アクセス数の多い(上位に表示される)似たような業態を探してベンチマークする。
「こんなことやればうちのお客様に喜ばれるんじゃないか?」という自分でも惹かれるような文章やクーポンを真似ていくのが近道です。

もちろん全く同じことをやるのではなく、自社なりにアレンジしていくことが大事ですが。
競合をしのぐつもりであれば、そこより良質なコンテンツにしていかなければなりません。

【メリット1】新規顧客の開拓は「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー(Hot Pepper)」が主流に!

「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー(Hot Pepper)」を始めるとそれだけでウェブ上の露出度が増えます。

ちなみに食べログの月間利用者数ご存知でしょうか?
実は、およそ5,500万人と言われています。

各グルメサイトはのちほど紹介させていただきますが、この月間アクセス数を考えれば、国内で飲食店を利用する人がどれだけネットの情報を頼りにしているかがわかると思います。

顧客のニーズは「どこ(場所)」で「何(業態)」を「いくらで(価格)」食べれるかです。

如何にこの部分を明確につかむかが焦点となってきます。

グルメサイトからの顧客が多いということは、その顧客が期待している情報を掲載すること。
そうすればおのずと来店につながります。

グルメサイトの需要はこれからも確実に高まっていきます。
すたれることはまずないでしょう。
なぜなら、スマホの普及率が高まり、ネットの情報を追う人が増えていくからです。各サイトはファン獲得のために、ユーザビリティは高まります。
ファンを飽きさせないコンテンツやサービスを時代ごとに追い求めています。

お店探しに欠かせないサイト。
それが「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー(Hot Pepper)」なのです。

【メリット2】グルメサイトにアクセスが集めて、来店動機を促す!

アクセスを集めるためには、クーポンやメニューの変更、空席情報などサイトを常に更新していくことが大事です。

この部分を怠れば、いくらグルメサイトに登録しても予約や来店につながりません。
しかし、顧客の来店動機になるような情報を配信し続ければ、おのずと効果は上がってきます。

これから始めようと思っている方やすでに登録している方が多いと思いますが、とにかく更新していくことが大切です。

何度も言いますが、『やればやっただけ』効果が上がります。

*マーケティング方法については別記事で紹介します。

【デメリット1】継続が大変なので思ったより効果が発揮できない!

僕が相談を受けるのはほとんどこの部分「各グルメサイトに登録したけどなかなか効果が上がらない!」と助けを求めるオーナー様がほとんどです。

やったことがある方ならわかると思いますが、効果が出るまで時間がかかり、その間は自分自身で調べたり、営業の方と相談しながらページを作っていかなければなりません。

今まで飲食店の経験しかない方は、この部分で躓てしまします。
パソコン操作が苦手な方はなおさらです。

文言の挿入や写真撮りは各グルメサイト様で代行してくれますが、その文言は自分たちで考えなければなりません。

もしできないならウェブ知識のあるプロのライターを雇うのもおすすめですが、最終的には「webマーケティング」を知らないと、効果的なサイト運用ができないのです。

【デメリット2】効果を出すために必要以上の投資が必要!

もしwebマーケターが御社にいれば問題ないのですが、いなければサイトからの集客が望めず、だらだらとグルメサイトの掲載を続けることになります。

契約期間内になんとか成果を出そうと営業担当に相談すると「もうワンランク上のプランに変更すれば、サイト内で上位表示ができます!」と誘われるはずです。

よくグルメサイトのサイドバーや一覧の上の方にに『PR』という表示を見たことはないでしょうか?

これはすべてお金を払って上位表示させている『広告』です。

掲載すれば確実に露出は上がりアクセス数はアップします。
しかし、前述したとおり顧客のニーズを把握したページでなければ、費用対効果に合わず結局自社を苦しめる羽目になります。

また、よくあるのが現場の店長やスタッフがサイト運用を行うことです。

これは本当にやめさせた方が賢明です。

常にパソコンに向かっている現場スタッフがいる店はお客様からしてもあまり心象がよくありません。またグルメサイトの運用業務に追われ、営業に支障をきたせば既存顧客が離れてしまい本末転倒です。

しかも、店長がサイト運用するのにアルバイトを使いだしてしまえば、人件費がかさんでしまいます。

店長がwebマーケター経験があるのなら安い費用なのかもしれないですが、そうでないならあまりおすすめしません。
「webマーケティング」の知識がなければ効果が期待できないからです。

グルメサイトの特徴と選び方

メリット&デメリットを理解していただいたうえで、今度は各サイトを紹介します。料金プランをもとに決めるのも間違いではありません。

ですが、どのサイトにどんな顧客が多いか把握したうえで契約しないと、ニーズにそぐわず効果が出ないケースもあります。
弊社で無料相談も承っております。こちらに関してはお気軽にお問い合わせください。

「ぐるなび」「食べログ」「ホットペッパー(Hot Pepper)」などグルメサイト運用にお困りの際は…

無料相談を行っております。
お問合せは下記よりお気軽にどうぞ!

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