こんにちは!WEBマーケターの川崎です。
2020年!新型コロナウイルス感染拡大と共に、爆発的な普及を見せているモバイルオーダーシステム。
本日はモバイルオーダーシステムをお考えの方に、ユーザーの体験談をご紹介します。
導入から約2か月、モバイルオーダーによってどのように飲食店が変わっていくのか実際に聞いてみました。
※今回4店舗にご協力いただきました。
飲食店の集客に限ったことではないですが…
「新規顧客を獲得するコストは、既存客に再来店してもらうコストの5倍以上」と言われています。
スマホオーダーシステムを導入すると「既存顧客のアプローチ」がとてもしやすくなります。
今まではDMやLINE@の会員獲得のためにドリンクやデザートをサービスしなければなりませんでしたが、それらのツールに頼らなくても済むようになります。
もちろんこれだけでなく、様々なメリットがあります。
今回は本記事のために現場のスタッフの皆様にご協力いただき、体験と数字の面からモバイルオーダーシステムの魅力を紹介させていただきます。
オーダーシステムをセルフにするだけで、得られるメリットはどんなものがあるのでしょうか?
それではさっそくモバイルオーダーシステムの生の声を聞いてみましょう!
※こちらの記事も参考にしてください。
【スマホでセルフ注文!】モバイル(セルフ)オーダーシステム比較まとめ!2020最新版
※動画もおすすめです
[toc]
【飲食店のモバイル(スマホ)オーダーシステムって実際どうなの?】メリットは?
さて、モバイルオーダーシステムに対して「本当にそうなの?」という疑問も多いと思いますが、よくよく紹介されているメリットについて分析していきます。
①新型コロナウイルス・感染症対策になる。
スタッフとの対面接触削減できるため、感染症対策になると注目されています。
またモバイルオーダーシステムなら、他人が触ったタッチパネルを触れる必要がないので、間接感染も防げます。支払いも電子マネーやクレジットで行えるので、現金に触れる必要もありません。
きっかけはコロナウイルスでしたが、実はこのモバイルオーダーシステム自体はコロナウイルスが流行る前からありました。コロナの影響で飲食業界のモバイル化、IT化が加速的に進み、モバイルオーダーシステムが爆発的導入されています。
今後たとえコロナが終息しても、新t常識として残り続けるシステムです。
②レジやオーダーを取る必要がなくなるので、人件費が削減できる。
ホールスタッフの主力業務と言えばオーダー取り。
居酒屋でも、カフェでも、レストランでも注文を取るのが花形業務でした。
僕が昔働いていたレストランでは、新人はゲストタッチもできません。料理の提供もできません笑。
居酒屋などは追加の多い業態なので、ひたすら店内を走り回ります。
お店の広さや構造にも寄りますが、繁盛する週末は1.5~2倍のスタッフが必要なのではないでしょうか?
モバイルオーダーシステムはこの人件費の抑制に注目されています。
実際、ホールスタッフは料理の提供とバッシングに集中できるのでかなりの人件費がカットできます。
また「会計時がないことによって食い逃げが増えるのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、オーダー=即会計です。ご安心ください。
③注文が増える、客単価がアップする!
セルフオーダーにすることで、お客様自身が頼みたい時に好きなドリンクや料理を頼めるのは魅力的ですよね。
モバイルオーダーシステムのプッシュ通知機能を使って、おすすめメニューを表示させることで注文数を増える傾向にあるそうです。
メニューなどの配列やおすすめ、シーン別などカテゴリを増やすことで、同じメニュー数でもかなりバリエーションを作れるのが魅力のようです。
【飲食店のモバイル(スマホ)オーダーシステム体験談!】現役店長に聞いたスマホでセルフオーダーの感想は?
この①~③までがおそらく一般的な認識だと思いますが、実際どうなのか聞いてきました!
今回は3人の店長様に話を伺う事ができました。下記に記載させていただきます。
[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]
[/talk]
店長さんA
「注文までの操作は簡単なので良いと思います!」
店長さんB
「自分で使ってみたが注文が楽でついつい頼みすぎてしまう傾向がありました。呼ぶ必要がなくなるのでストレスフリー。でもわからない料理があった時に呼ばなければいけなくなる為、料理の備考欄の説明書きがあると尚良いのかなと思いました。」
店長さんC
「まだあまり他のお店では導入されていないシステムだと思うので、コロナ対策としてはとても良いと思う」
店長さんA
「周りに合わせずに自分で注文できるのが最大のメリットですね。
またオーダーテイクの時間削減にもなりました。意外だったのは単価が上がったことです。」
店長さんB
「ハッピーアワーの時間帯の効率がかなりいいですね。また深夜帯の営業はスタッフも最小限で済むので、スタッフを夜中に何人も配置する必要がなくなりました。」
店長さんC
「お伺いの回数が減ることで、ラウンドする時間が増えスペースの余裕がある卓が作りやすいなと思った。
コロナ非接触の対応で気持ち的にも安心できるかなと。」
[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]やはり人件費の部分でもメリットは大きいですね。導入後は全時間帯に置いてスタッフの配置が換わってきそうです。逆にデメリットを感じた部分はどんなところでしょうか?[/talk]
店長さんA
「個々で注文できる分、盛り合わせの注文が激減して単品メニューに集中しています。キッチンは大変そうなので、商品構成が今後の課題になります。
また、少数営業だとたまにオーダー気づかない時がある(モバイルオーダーで少数営業できてる部分もある)」
店長さんB
「複雑な操作はこちらで再度打ち直し(2人前〜が1人前で飛んでくる、選択肢のカテゴリを選択せずに注文が飛んでくる)など、お客様にとっては些細なことでも、我々にとっては重要なことがあるのでもう少し改善できればと思いますね」
店長さんC
「お客様との会話が減りましたね。今まで接客に力を入れていたので、オススメやどのようなメニューなのかなどが伝えにくい。現場でもこの辺りの改善が必要です。」
商品構成や操作の簡易化など問題はかなり浮き彫りになりました!
モバイルオーダーシステムという新常識はもっともっとアップデートしていかなければなりませんね!みなさんどうもありがとうございました![/talk]
【飲食店のモバイル(スマホ)オーダーシステム】導入前チェックしておきたいポイント。
◆導入コスト&維持費はいくらなのか?
いろいろなPOSシステムがありますが、モバイルオーダーシステムは専用端末が圧倒的に少なくなるのが魅力です。
初期費用と月額費用は会社によって若干違いますが、各社の機能をしっかりと見極めたうえで導入を検討しましょう。
◆アップデート、システムの自動更新機能はあるか?
モバイルオーダーシステムはまだ生まれたての機能です。
お客様はもちろん、現場の要望に随時応えていかなければ、優れたシステムとは言えません。
アップデートの頻度が高いシステムであれば、それだけ改善されているという事になります。
いわゆるスマホのアプリと一緒で、不具合や新機能をつけやすいという事になります。
クラウド管理のアプリであれば自動アップデート機能が備わっているでしょう。
◆汎用性の高いシステムを選ぶ
前述した店長さんの意見のように、店舗によって求められることは細かく違います。
例えば、焼酎だったら割材の選択がどこまでできるのか?
ただし、従業員が使う感覚で複雑な選択形式してはいけません(あくまでメニューブックの変わりなので)。
「お客様が使いやすく、かつ従業員がわかりやすい」
このニーズをどこまで提供できるのかが、モバイルオーダーシステム選びのポイントです。
◆顧客情報を管理できるシステムを選ぶ
冒頭でも述べましたが…
「新規顧客を獲得するコストは、既存客に再来店してもらうコストの5倍以上」と言われています。
スマホオーダーシステムを導入すると「既存顧客のアプローチ」がとてもしやすくなります。
来店されたお客様はすべてスマホからオーダーしますが、利用するにはお客様情報が必要です。
基本的には名前と電話番号とメールアドレスがあれば十分なのですが、これがのちの販促ツールとなります。
1度でも来店したお客様にはDMが送信できるわけです。
例えば季節のおすすめや入荷情報の配信など、その使い方は無限大です。
コロナウイルスの影響で、多くのお店が新規顧客を獲得できなかったと思います。
来たのは常連のお客様がほとんどというお店も少なくないのではないでしょうか?
今後もこの傾向は続き、グルメサイトから新規を呼び込むというよりも、一度ご来店いただいたお客様の再来店を如何に増やせるかが飲食店経営のキーポイントになるでしょう。
【飲食店のモバイル(スマホ)オーダーシステム】IT×グルメの時代までもう間もなく!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んでモバイルオーダーシステムに興味を持っていただければ幸いです。
ご存じでしたか?
飲食ビジネス自体がアップデートされる時代がもう目の前まで来ています。
なぜなら環境や時代の変化に合わせたビジネスをしなければ必ず淘汰されてしまいます。
何よりもお客様がついてきません。
「感染症対策を行っていないお店には、二度と行かない」
そんなユーザーが今の時代ほとんどです。
モバイルオーダーシステムが新常識になった後…追加される機能は
①お客様のコミュニケーションツール
②ポイントカード・電子ポイント
③テイクアウト、デリバリー
④予約受付システム
今後もアップデートが見逃せないですね!!
「IT×グルメ」の時代までもう間もなく!早めの準備をお勧めします!!