【大衆点評に掲載する方法とは？】インバウンド戦略なら訪日中国人を集客が必須！中国版食べログの特徴と店舗の登録方法について

2023年は中国人観光客の増加に期待！2020年1～3月期、中国人全体のインバウンド消費額は2,416億円となり、訪日外国人旅行消費額の34.2％を占めていました！コロナですっかり落ち着いてしまいましたが、今後、規制が緩和され渡航ビザの許可がおり、日本に訪れる中国人は一気に増える見込み！

これは飲食店にとって大きなチャンスです！

中国人観光客の多くは日本での体験をSNSで共有することが多いようです。特に、飲食店に対する関心が高く、日本の和牛（焼肉）や日本料理や鮨は高い関心を持っています。

中国人客を増やすためには、行動パターンや消費傾向を理解し、それに合わせた販促・サービスを提供しなければなりません。

この記事では、中国人観光客の特性と消費傾向、そしてそれに基づいたインバウンド戦略について詳しく解説していきます！

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【インバウンドで中国人を集客するには？①】消費傾向について詳しく知ろう！

それではまず、中国人観光客の消費傾向を理解して行きましょう。

訪日中国人の増加傾向	2014年から2019年までの6年間で、訪日中国人観光客数は約240万人から約960万人に増加
訪日中国人の消費額	同じ期間に、訪日中国人のインバウンド消費額は約5583億円から約2兆0418億円に増加
訪日中国人の消費行動	支出において、最も大きな割合を占めたのは買物代（108,788円）、次に宿泊費（45,217円）
訪日中国人のお土産	最も多く購入するお土産は「化粧品・香水」（平均52,142円分）、次に「菓子類」「医薬品」「衣類」「その他食料品・飲料・たばこ」
訪日中国人の情報収集	旅行前に情報収集をする際、最も役に立ったのは「SNS（28.4％）」、旅行中で最も役に立った情報は「交通手段（54.0％）」

【インバウンドで中国人を集客するには？②】代表的なSNS「WeChat」を知っておこう！

WeChatは、中国で最も利用者数が多いSNSであり、メッセージの送受信、音声通話、ビデオ通話、写真やビデオの共有、ニュースの閲覧、オンラインショッピング、決済サービスなど、様々な機能を提供しています。

WeChatは、その利用者数の多さと機能の豊富さから、中国人観光客に対するマーケティングにおいて非常に有効なツールと言われています。飲食店は、WeChatを利用して店舗の情報を発信したり、クーポンを提供したりすることで、中国人観光客を引き寄せることが可能となります。

具体的には、WeChatの公式アカウントを作成し、そこから店舗の最新情報やクーポン、特別なイベントなどの情報を発信。また、WeChatの決済サービスを導入することで、中国人観光客が利用しやすい環境を作ることも可能です。

WeChatの活用は、飲食店におけるインバウンド集客戦略の一部として、大いに期待できる手段と言えるでしょう。
中国の代表的なSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）をまとめておいたので、こちらも参考にしてみてください。

【インバウンドで中国人を集客するには？③】大衆点評（Dianping）の特徴

中国人観光客を引き寄せる戦略でおすすめなのが大衆点評（Dianping）です。

大衆点評（Dianping）は、中国最大のレビューサイトであり、レストランやホテル、観光地などの評価やレビューを共有するプラットフォームです。食べログと同じで、お店選びの比較検討の際にレビュアーの評価が高いお店が人気店になります。感覚としてトリップアドバイザーに近いかもしれませんね。

中国人観光客が旅行先のレストランや観光地を選ぶ際に頻繁に利用するため、飲食店におけるインバウンド集客において非常に有効なツール！大衆点評（Dianping）に店舗の情報を掲載し、良好な評価やレビューを集めることで、中国人観光客を引き寄せることができます。

具体的には、大衆点評（Dianping）に店舗の情報を掲載し、訪れたお客様に評価やレビューを残してもらうしかありません。また中国にもインフルエンサー（KOL）と呼ばれる人たちがおり、こういった方々に運よく来店してもらえれば、爆発的な集客力を発揮するでしょう。

【インバウンドで中国人を集客するには？④】中国のインフルエンサーKOL（Key Opinion Leader）について知っておこう！

中国人観光客を引き寄せるための戦略として、KOL（Key Opinion Leader）すなわち、インフルエンサーの活用も有効です。インフルエンサーとは、特定の分野において影響力を持つ人物のことを指し、彼らが推奨する商品やサービスは、フォロワーに大きな影響を与えます。

中国においては、特にSNSが広く利用されており、インフルエンサーの影響力はあります。日本でも馴染みがありますよね？彼らが自身のSNSで飲食店を紹介することで、その店舗の認知度が大幅に上がります。

また、インフルエンサーが提供する情報は信頼性が高いとされており、フォロワーに大きな影響を与えます。

飲食店においては、中国のインフルエンサーに自店を訪れてもらい、その体験をSNSで共有してもらうことが考えられます。これにより、中国人観光客に対する店舗の認知度を上げ、新たなお客様を引き寄せることが可能となります。

インフルエンサーの活用は、飲食店におけるインバウンド集客戦略の一部として、大いに期待できる手段と言えるでしょう。

…ここまで読んだら
「じゃあ中国のインフルエンサーに来店してもらうにはどうすればいいの？」と思いますよね。

来店を促す方法としては、以下のような方法が挙げられます。

とはいえ、何をやるにしても中国語ができなければ話になりません。
もしスタッフに中国人の方がいれば、相談してみるといいかもしれませんね。

【インバウンドで中国人を集客するには？⑤】大衆点評（Dianping）の掲載方法と注意点

色々と紹介させていただきましたが、中国メディアは色々とハードルが高いです。
GoogleやSafari、LINEなどの外国製のウェブブラウザが利用できません。

大衆点評（Dianping）に店舗を掲載するには注意が必要です。当然ですが中国のインターネット環境がなければ表示できず、中国国外から大衆点評（Dianping）を利用する場合、中国の電話番号が必要です。

中国国外からのアクセスを制限しているため、個人でやるにはかなり難しいです。
（VPN（Virtual Private Network）を利用することでアクセス可能になることもあります）

そして極め付けは大衆点評（Dianping）は中国語であるため、中国語で店舗を掲載しなければなりません。
（ちなみにユーザーとしてアプリを使う場合にはパスポートが必要）

とはいえ大衆点評（Dianping）への掲載は正規代理店を通すことでそのハードルはグッと下がります！
ぜひ下記よりお問い合わせください！

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