【飲食店コンサルタントとは?】飲食店の悩みを解決するグロースハッカー!

こんにちは!飲食店コンサルタント川崎です。

今日のテーマは飲食店コンサルタントが説明する「飲食店コンサルタントとは」です。

今の時代に求められている飲食店コンサルタントとはなにか?

古くからやっている大手コンサルティング会社はたくさんあります。ただし昔のやり方と今のやり方は全く別物。時代に合わせてフォーマットも人変わっていく…そしてそのスピードが劇的に早い!!

そんな進化の早い日本の外食ビジネスにおいて、常に新しい情報・新しい販促・新しい施策を講じていかなければなりません。

この記事をもとに、時代の先を見つめている次世代の飲食店コンサルタントを選ぶ判断材料にしてください。それではさっそくNEXT飲食店コンサルタントについて解説します!

【飲食店コンサルティング会社おすすめ10選】WEB集客とSNS活用に強い集客コンサルタント会社と選び方を紹介します!

目次

飲食店コンサルタントとは?

飲食店を経営・運営している企業に対し、経営・業務面で解決策を示し店舗と企業の発展を手伝う事。
あるいはその業務を代行することである。
飲食店コンサルタントに求められることは、①飲食店業務またはそれ以外の専門的な知識・技術を用いて成果が出せること。
②依頼主に対して新たな方法を提案し、生産性を上げ店舗・企業の成長を加速させる仕組みを提供すること。そして、③時代の変化をしっかり捉え、その店舗・企業の成長を継続させるためアップデート(更新)し続けること。

飲食店コンサルタントの選び方

昔のコンサルタントが集客に使っていた広告手法は以前説明しましたが、過去に成功した事例が、現在(あるいは未来)でも使えるわけではありません。

よくコンサルタントは胡散臭いといわれますが、コンサルタントには特に資格もなく、いうなれば誰でも名乗れる仕事だからです。

コンサルタントを選ぶ時に必ず考えて欲しいのが…

しっかりと実績があるか?どれくらいクライアントがいるか?などなど判断基準はさまざまです。

ポイントは…

1、実績があること

→その実績が自店舗で通用するかどうかも判断してください。

2、仕組みを持っていること

→目標達成(例えば売上など)できる論理的な仕組み…これに納得できるかどうかも大切です。

3、将来・未来など先を見据えていること

→過去の手法に頼ってばかりではなく、時代やその店舗にあった施策を取れるかどうか…

移り行く時代の中で、新しい端末やインフラが整備されています。

その時代の波に乗り、情報をしっかり収集しながら、先の展望を見据えている…そういったコンサルタントを選ばなければなりません。

飲食店コンサルタントによって得られる成果と料金

なぜ飲食店コンサルタントが必要なんですか?

飲食店コンサルタントを頼む前に、あなたがコンサルを通じてどういう体験を得たいのか…

改めて考えてみましょう。

例えば、集客を何とかしたい、売上が上がらない、人がすぐにやめてしまう、経営が傾き始めた、ネット関係がよくわからない…

そんな今のリソースだけでは解決できない問題に直面した時、新しい社員を雇うよりもはるかにコストが安い、飲食店コンサルタントを活用してください。

とはいえ飲食店コンサルタントの料金はさまざまです。

基本的には3種類あると考えてください。

①大手コンサル会社の費用

当然ですが大手コンサル会社に依頼する場合は、人件費の関係で費用は高く設定されています。

ただしその作業内容は幅広く、総合的に見ればクライアント数も多いでしょう。

目安料金:月額50~100万

②中小コンサル会社の費用

それぞれ得意分野が異なっているため、どう言った業務をアウトソースするかによって費用が変わります。わかりやすくWEBコンサルタントであれば、運用業務の代行やMEO対策などです。

また料理の開発だけお願いする場合や新規出店する場合など、期間限定のサポートしている企業もあります。

目安料金:月額10~50万

③個人・一人株式コンサルタント

業務内容を限定している場合がほとんどです。WEB専門や開業サポート専門…もちろん月額費用は安価です。主に分析や検証を得意とし、そこから次の施策など提案してくれます。

また取り組む施策が決まった場合、必要に応じて料金を請求していくスタイルです。例えば広告を打ちたい、チラシを配布したい…そういった相談に随時答えてくれます。

個人コンサルタントは固定費が安いので、大手と比べると単価が安くなります。

なにより彼らは自分で自分の値段を決めているので、費用など柔軟に対応してくれるでしょう。

目安料金:月額1万~10万

※もちろん店舗数によって金額は変わります。

あなたが解決したいことにいくらまで払えるか考えてみましょう。

おそらく個人コンサルタントをうまく活用していくのが、もっとも最適です。

大手~個人までそれぞれ強みがあり、料金はさまざま…

ですが、長い目で見ればやることは似通っているものです。

飲食店コンサルタントの種類

一口に飲食店コンサルタントといってもその業務内容はさまざまです。

貴店で解決したい問題によって依頼する先は変わってきます。

飲食店経営コンサルタント

飲食店コンサルタントで一番多いのがこの経営系コンサルタントです。お店の運営から集客まであらゆる部分をトータルサポート。開店サポート人材育成、商品開発、助成金獲得、店舗のバックオフィス、海外への出店などなど…総合的にサポートしています。

もちろんすべてではなく、それぞれを専門的に取り組む会社もあります。

飲食店WEBコンサルタント

グルメサイトやWEB広告の運用を主に行っています。大手グルメサイトの代理店がこういった業務を行うケースも。WEBマーケティングを駆使し、ネットからの集客を実現させるのが目的。

WEBコンサルタントが何をやるのか?参考までに関連記事をお読みください。

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飲食店プレイングコンサルタント

実際に店舗運営を依頼主としながらお店を変えていく…実際に現場に入るコンサルタントです。

人員の育成やお客様づくり、日々の運営やオペレーションの改善に努めます。

ホール出身者と料理人出身者で少し意見や見方が変わるかもしれないですが、人材不足で不安な企業にはマッチするスタイル。二人三脚でお互いの企業を成長させるパートナーのような存在ですね。

次世代到来!飲食店コンサルタントはグロースハッカーでなければならない

グロースハック【Growth Hack】

グロースハックとは、ユーザーから得た製品やサービスについてのデータを分析し、改善してマーケティングの課題を解決していく手法です。近年表出してきた概念で、インターネットサービスの分野では、グロースハックを専門に行う「グロースハッカー」の存在が重要だとされています。

引用元:ferret

次世代コンサルタントに求められるのは、グロース(growth)つまり店舗・商品・サービスを成長させる力です。

元々はシリコンバレー発祥のIT業界の職種の一つで日本でも人気。

下記はグロースハッカーに求められることなどが書かれた記事です。

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これを飲食店のコンサルタントに置き換えると、いわゆる従来のコンサルとは立ち位置が異なります。

プロフェッショナルな知識や経験があり、それを元に経営課題を克服していくやり方ではありません。

あなたのお店や商品・サービスを成長させること…例えばあなたのホームページの閲覧・検索履歴、予約などのデータを解析、どのように改善すればより成果を上げられるか分析します。

その結果をもとに改善策を提案し実行する。お店のターゲットに適した商品・サービスを分析結果をもとにリメイク。あなたのお店を見た方が必ず来たくなる動機付けができなければなりません。

成長する企業の考え方は、商品→マーケティング→顧客(消費者)ではなく、顧客(消費者)→マーケティング→商品という風に、まずは顧客を想定して商品を作っていかなければなりません。

従来のコンサルタントと決定的に違うことは今までにない手法を採用するところ。

マーケティングのようなフレームワークが存在せず、その手法が正しいという仮説を持ってトライします。そのため商品の開発や販売など、お客様とも積極的に携わっています。

あなたのお店を成長させるために、あらゆる角度から分析・検証を行っていく。

そして検証結果から導き出された施策が成功すれば、その実績が新たなマーケティングとして教科書に付け加えられていくのです。

なぜそんな方法をとらなければならないのか?

その理由は先にも説明しましたが…

過去に成功した事例が、現在(あるいは未来)でも使えるわけではないからです。

これから2020年に向けて技術的なスピードやトレンドなど、出来上がって消えていくスピードが今まで以上に早くなっていきます。

「2020年 トレンドグルメ」と検索して探すのも必要ですが、本当はそのトレンドを生み出す投資をしなければならないのです。そしてその市場をしっかり育てていくことが次世代のコンサルタントの課題です。

飲食店コンサルタントがグロースハックとして行うこと!

次世代コンサルタントはWEBマーケターの延長線上にいます。

あなたのお店のブランディング…要はその価値を上げるために成長させていくにはどうすればいいかという事です。

下記はリライトで実践していることですが、ぜひ参考にしてみてください。

※詳しくは関連記事をご覧ください。

①オウンドメディアの構築

オウンドメディアとは自社サイト事。

グルメサイト内検索が低下、掲載費に対する費用対効果の低迷。この流れはもはや止められないのではないでしょうか?

もしグルメサイトから予約が入らなくなったら?新しいグルメサイト掲載するよりも自分たちのメディア確立していくことがずっと安心です。

【飲食店のオウンドメディアマーケティング】掲載費を抑えて集客と採用に活用しよう!

②地域×業態での上位表示

GoogleマイビジネスのMEO対策についてです。もう対策されている方がほとんどでしょうが、これからのネット販促に欠かせないサービスの一つです。

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③SNSでの拡散力の確保、口コミによる情報を広げる

拡散力、影響力のある人たちの発掘と交流を大切にしています。売れる人に商品の紹介をお願いするのはどんなビジネスでも同じこと。しっかりとその人たちが周りの信頼を獲得していればそれは立派な財産です。

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④未来を予想、次のマーケットを常に模索する

これから到来する5Gの世界…飲食店はどんな風になってしまうのでしょうか?

3G→4Gと世代が変わる前から、しっかり対策してきた企業は大成功を収めています。

飲食業界の大手は業界をけん引していかなければならない存在にも関わらず、過去は乗り遅れたケースが多かった。しかしこれからはしっかり見据えて新しい市場に早い段階で飛び込みましょう。

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⑤広告予算の最適化

広告費はグルメサイトにかける必要はありません。

なぜならそれ以外にもたくさんの広告が世の中にあるからです。

あなたのお店に最適な広告をもう一度改めて考えてみてください。そしてその予算を大切に使うためにも最大限の効果を発揮できるようにしましょう。

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⑥既存メディアでのPV数・コンバージョン率アップなどができる仕組み作り。

当然グルメメディアも重要な存在です。それをほったらかしにしていませんか?

毎日の更新、ABテスト…とにかく今のサイトから予約・アクセスが少ないのであれば…なぜなのか分析してください。そして、トライ&エラーで構いません。毎日何かを変えてみてください。

日々の積み重ねがのちに大きな気づきを生みます。

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⑦トレンドグルメの開発

人気の商品は必ず必要です。我々もトレンドの仕掛け人にならなければならない。

ブームは待っているものではなく起こすもの。流行の先端ではいったい何が行われているのか知る必要があります。これこそ商品プロデュースに必要な観点です。

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⑧日々の運用業務の簡略化

毎日の投稿を1回で複数のメディアに掲載できれば、非常に手間が少ないと思います。

そんなわけで実装されたのが下記のシステムです。

インスタから自動投稿できるウェブサイト【Instagram to MULTI-MEDIA】

グルメサイトに依存しない運営計画

グルメサイトが悪いと言っているわけではないのですが、それだけにとらわれる必要はないという事。

世の中にメディアはたくさんあります。それを上手に使い分けることで、あなたのお店のWEB周りは見違えるほど変わります。

【グルメサイトに頼らない!】飲食店のネット集客を変えるWEBマーケティング

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飲食店コンサルタント まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

もう一度飲食店コンサルタントの定義を抜粋します。

飲食店コンサルタントに求められることは…

①飲食店業務またはそれ以外の専門的な知識・技術を用いて成果が出せること。

②依頼主に対して新たな方法を提案し、生産性を上げ店舗・企業の成長を加速させる仕組みを提供すること。

③時代の変化をしっかり捉え、その店舗・企業の成長を継続させるためアップデート(更新)し続けること。

改めて説明するとやはり飲食店コンサルタント=グロースハッカーそんな風に思えてきませんか?

この記事は、他のコンサルタントを否定するわけではありません。これから企業が達成していきたい目標を明確にしその成長をサポートする。そんなコンサルタントに出会えればいいですね。

それでは今回の「飲食店コンサルタントとは」は以上です。また次の記事でお会いしましょう!

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